2018.07.12
7/12に今年来日したEPA(日越経済連携協定)看護師・介護福祉士候補者のうち68名が総和苑と関連法人である裕和園に見学に来ました。
現在、候補者さんたちは幕張にある研修センターで訪日後研修の真っ只中です。この見学は研修プログラムの一環です。
68名のうち34名が総和苑を見学しました。
3階→2階→デイケアの順番で見学をしました。先生曰く施設を実際に見ることは初めてだそうです。
通所リハビリテーションでは候補者さんたちが実際に利用者さんたちとコミュニケーションを図りました。利用者さんたちは突然の来訪でしたが、候補者さんたちを大歓迎してくれました。15分~20分という時間があっという間に感じるほど盛り上がっていました。引率の先生からは「実際の現場の空気を肌で感じられたこと、お年寄りと話ができたことは候補者にとって大きな体験でした。日本の介護現場をイメージできる有意義な時間でした」という言葉をいただきました。
施設見学が終了後は高橋&EPA介護福祉士候補者の先輩ホンさん(総和苑認知症専門棟所属)から「総和苑の概要と特徴」を簡単にお話しさせていただきました。その後の質疑応答では「コミュニケーションがとれない利用者さんにはどうかかわったらよいですか?」「散歩の時間はありますか?」「介護職員の1日の日課を教えてほしい」などたくさんの質問をいただきました。真剣な眼差しと積極的な姿勢にこちらも熱が入りました。
見学の最後は昼食。メニューは栄養課「お手製カレー」 栄養課のみなさん、大勢の食事の準備をしてくれて「本当にありがとうございました」候補者さんたちは「美味しい」と言って喜んでいましたよ‼ また食事の配膳などを手伝ってくれたボランティアさんたちや職員さんにも感謝いたします。
候補者さんたちの熱気に圧倒された1日でした。候補者さんたちは8/6に訪日後研修を修了し、全国各地の施設に採用されます。今日の体験がみなさんにとって現場を知る機会になればうれしく思います。
介護課長 高橋 秀明