総和苑通所リハビリテーション（デイケア）の新年会は、ご利用の皆様に好評のうちに終了しました。さて、祭りのあと、ここからが大事なんです。企画の内容・準備、当日の運営などについて、何が良かったのか、こうすればよかったと思うところはどこか、ご利用の皆様の意見も参考にして振り返っていく作業が待っています。今回は新年会企画リーダー・安在さんに話を聞きました。

Q1　本来ならば秋祭りの企画が新年会に変わりました。その経緯を教えてください。

安在　秋祭りを予定した11月に総和苑にもコロナの影響があり、泣く泣く中止に。それまでの努力を無駄にしたくないので、コロナの状況を確認しつつ、秋祭りから新年会に企画をシフトさせました。

Q2　どんな思いをもって今回の企画を練り上げてきましたか？こだわった点がありますか？

安在　「前年と同じ事はしない」ここは大きなポイントで、新たに何ができるのか、スタッフ間でよく話し合いました。施設日記にも出てくるお神輿ですが、、、そりゃもう頑張りました！細部の装飾や色使いなどお祭り感を出せるように工夫しています。屋台のメニューですが、ご利用の皆様のリクエスト結果などをできるだけ反映させています。

Q3　デイケア（通所リハビリ）での行事として注意したことはありましたか？

安在　楽しいイベントに安全に参加していただく、ということが第一です。「お神輿を担いでみたい」、そんなお気持ちに応えるため、リハビリや看護とも協力して安全にサポートしながら歩いていただく。おいしい食べ物も安全に召し上がっていただけるように、食べやすいサイズ、飲み込みやすさについても検討しています。今回は１週間にわたってのお祭り企画でしたが、屋台メニューの反応を見ながら途中からメニュー変更したりと柔軟性をもたせた部分もあるんです。

Q4　今回の企画に点数を付けるとしたらズバリ何点ですか？

安在　ご利用の皆様の笑顔で成功したな、と思いました。点数は、うーん、、、９０点かな。

Q5　総和苑デイケアには新しいスタッフも増えてきています。行事企画を通じて安在さんが伝えたいことば？

安在　形や枠にはまらず、自分で考える事。そして行動する力を身につけてほしい。大丈夫、しっかりサポートしていきます。

えっ、これは、、、何かの予感！

アフターザフェスティバル

いよいよ奴らが帰ってくる。

2月公開予定。乞うご期待！

今回は、お祭り企画の裏側をご紹介しました。イベントの企画・準備の段階から当日の運営、状況を見ながらの企画内容の変更など、簡単ではないことがわかります。

主任の東さんが教えてくれました「きっちり準備・柔軟な対応」が楽しく安全なお祭り企画の肝。でもこれを実現させるのは大変な事。いろいろな可能性を考え、他の部署とも必要な交渉をしながら段取りしていく。だからこそ終わった時の達成感が次へのモチベーションにるし、しっかり考えてきたぶん、足りなかった点やこれからの課題も見えるようになるんだと思う。

なるほど、今回の結果が９０点、と言う安在さん、達成感と残り１０点にこれからの課題や自分たちの成長、伸びしろを見ているようです。

そうなんです、もう次の準備が進んでいます。

久しぶりに奴らが、やってきます。