2026.05.09
一人暮らしをされているBさんは、いわゆる「緑の手」を持つ方です。
ご自宅の中もお庭も、植物たちはどれも生き生きと育ち、ご病気を抱えながらも丁寧に手入れを続けていらっしゃいます。
この春、楽しみにされていた枝垂桜が満開を迎えました。
「この桜はうちの大黒柱。ななめにうつむき加減なところが魅力なの」と、親しみを込めて話してくださいました。
その素敵な表現に心を動かされ、白い花を咲かせている姫リンゴの木についても伺うと、
「この木は穏やかで中性的ね」と、また優しい言葉が返ってきました。
さらに、同じく白い花を咲かせるドウダンツツジについては、
「控えめで思慮深い、がっちりした男性。品よく目立つ存在」と表現されていました。
そんなお話を伺ったあと、あらためてお庭を眺めてみると、
植物たちがまるでそれぞれの個性を持った存在のように感じられ、
みんなでBさんを温かく支えているように思えました。

