2018.11.23
認知症専門棟である2階の、ある夜のひとコマになります。
職員が集まって何をしていると思いますか?
これは、冬期に流行する感染症のひとつであるノロウィルスによる吐物を処理するシミュレーションを しているところなんです。
厄介なノロウィルスに感染しないに越したことはありませんが、ノロウィルスによる感染は私達が生活
している以上避けて通れない課題でもあります。
総和苑でも絶対に感染しないという保証はないので、いつ発生しても混乱しないように今のうちに吐物
処理のシミュレーションをしておくことで、迅速かつ適切な対応がとれるようにするのが狙いです。
総和苑には、吐物処理等に関するマニュアルの冊子や写真付きの手順書もあり、それを日頃から頭に入れて
おく事も求められますが、それに加えて、実際に処理のやり方を体で覚えておく事も大事だと考えています。
みんなで手順書を確認しながら「あ~だこ~だ」とお互いに指摘をし合いながら作業の確認をしました。
辛い感染症にかからずに利用者さん、職員共にこの冬を乗り切れたらと思っています。
介護課 認知症専門棟介護主任 鈴木武夫